投資が必須の時代の教科書だ!「ウォール街のランダム・ウォーカー(原書第11版)」
投資の本です。
人生100年時代なので、投資に関するお勉強は外せません。
これまで、なんだかんだでお金の本は色々読んできました。
しかし、投資本としては桁違いに有名な本書は未読だったので、
知見を広げるために手を伸ばしてみました。
いわゆるインデックスファンドへの投資が
いかに優れているかをデータを示して科学的に立証されております。
「インデックスファンドぉ?」という方への解説を少ししておきます。
「株式」は「会社」が発行するものですが、
日本で流通している全ての株の「平均値」を知りたい方のために、
主要な会社の株をピックアップして平均値が日々算出されています。
日経平均株価とかトピックス(TOPIX)とかがそれです。
インデクスファンドは、
この日経平均やトピックスとほぼ同じ組合せで株をセット購入できるという商品を指します。
「インデックスファンドを長期間保有し続ける」のが投資の素人である我々には
一番たやすく儲ける唯一の道であることを
各種データを提示した上で心底納得させてくれます。
本書は、投資は難しそうで手を出せないでいる人こそ必読の良書だと思います。
ただ、長期保有が前提ですので、できれば若い内に読むのがお勧めです。
とは言え、各年代に応じたアドバイスも具体的に説明されていて、
どの年代の方でも学ぶところが多い内容となっています。
作者がアメリカの方なので、
どうしてもアメリカの商品が多くなってはいます。
そこら辺は適宜読み飛ばして、
必要なところを熟読するのがお勧めです。
長く生きる上で大切な投資のことをしっかり学び、
システムを上手に活用していきましょう!
バートン・マルキール著
井出正介訳
日本経済新聞出版社
2016年刊
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